1位mineo(マイネオ)
mineoは、docomo回線であるDプランとau回線のAプランの2つを選ぶことができるMVNOです。
関西電力のグループ会社であるケイ・オプティコムが運営していて、ユーザー目線で様々なサービスが提供されています。
例えばmineoにはユーザー向けのコミュニティサイト「マイネ王」があり、マイネ王ではmineoを含めて格安SIMにおける様々な情報の交換が行われています。
そして「フリータンク」というサービスを使えるのが、mineo最大の特徴ですね。これは毎月21日から末日までに使用できるサービスで、毎月最大1000MBを引き出して、自分のパケットとして使用できます。
つまりmineoでは、契約した通信量よりもおよそ1GBほど多く通信量を使用できるのです。
プランの数の多さも、mineoのメリットですね。500MB、1GB、3GB、5GB、10GBと、合計5つの通信量の中から自分に合ったものを選べます。
そしてmineoでは、低速回線に切り替えることで高速通信量の消費を防ぐこともできます。専用のアプリを通して速度を切り替えると、通信量が消費されなくなるのです。
速度が落ちるため、例えば動画の視聴などは困難になりますが、SNSの利用など、あまり速度を必要としない場面では積極的に速度を低速に切り替えることで、その分多く高速通信に回せます。
普段から節約しておくことで、動画再生やアプリのダウンロードのような高速通信が必要な場面にその分の高速通信量を利用できますね。
2位TSUTAYA TONE
TSUTAYAの格安SIMであるTONEは、専用端末「TONE」と格安SIM(TONEモバイル)のセット購入が前提となっているサービスです。
docomo回線であるTONEモバイルのSIMカードは単体で購入することができず、TSUTAYAのスマホ「TONE」を必ずセットで購入しなければいけません。
TONE以外の端末でもTONEモバイルのSIMカードを使うことができますが、TONEでしか使えない機能が多いため、制限がとても多くなってしまいます。TONEモバイルのSIMカードはTONE端末で使用しましょう。
TONEモバイルはデータSIMなら月額1000円から使用でき、基本的に使い放題です。ただし通信速度は上りも下りも500kbps程度に制限されています。
高速通信をするためには専用のチケットを購入する必要があり、300円で1GB、月に2回までチケットを購入できます。
サポートがとても充実していて、TSUTAYAの店頭や電話などで、無料サポートを行ってくれるのもTONEモバイルの特徴です。
例えばお年寄りなど、スマホを使ったことがない人でも安心して使い始められますね。
そして専用端末を使う都合上、SIMカードはすべて使用するための設定が終わった状態で本体が送られてくるので、すぐに使い始められるのもうれしいポイントです。
スマホを持っている人の居場所をパソコンなどで確認もできるので、子供に持たせるスマホとしてもTONEは便利です。
3位IIJmio(みおふぉん)
IIJmio(みおふぉん)は、docomo回線とau回線を選択できる格安SIMです。特徴は、3つのプランが存在することです。
格安SIMはたくさんのプランを展開するものも多いですが、IIJmio(みおふぉん)は3つにとどまっています。3GB、6GB、10GBと、少ないながらも幅広いユーザーに対応できていますね。
10GB以上のプランや3GB未満のプランが必要な方には向いていませんが、通信量が3~10GBに収まるなら、IIJmio(みおふぉん)がおすすめです。
IIJmio(みおふぉん)のもうひとつの特徴は、シェアSIMが充実していることです。3GB、6GBプランなら1枚、10GBプランなら最大9枚までシェアSIMを追加することができます。
容量シェアが最大10人まで行えるので、IIJmio(みおふぉん)は家族での利用に最適ですね。
そして音声通話SIMでは、かけ放題のオプションが契約できます。
IIJmio(みおふぉん)は3分かけ放題と5分かけ放題を選ぶことができ、さらにこれらのオプションを契約すると、同じIDで契約しているSIM相手への発信なら、3分かけ放題なら10分、5分かけ放題なら30分までの通話が可能です。
家族での通話は長くなる場合もありますよね。そんな事態にも対応できるのが、IIJmio(みおふぉん)の優れているポイントです。料金も安く設定されているので、通話の多い人にはIIJmio(みおふぉん)がおすすめですよ。
4位楽天モバイル
楽天モバイルは、docomo回線の格安SIMです。docomoのスマホやSIMフリースマホに楽天モバイルのSIMカードを入れれば、通信することができます。
楽天モバイルの特徴は、とにかく端末が安く、さらに種類もたくさん販売されていることですね。
キャリアから格安SIMに乗り換える際に、自分の好きな端末を選んで買いたいなら、楽天モバイルなら選択肢が豊富です。
度々セールが行われていて、他の格安SIMよりも安く欲しい端末を入手できる可能性が高いですよ。
楽天モバイルでしか販売されていないSIMフリースマホも多数存在します。
サービスそのものの特徴としては、5分かけ放題オプションの存在が第一に挙げられます。月額850円で、5分以内の通話はかけ放題、5分を越えた分は30秒10円で通話できるため、通話をすることが多い人も安心して乗り換えられますね。
そして楽天モバイルは、大容量プランを展開しているのも特徴です。20GBプランと30GBプランが用意されていて、動画をよく視聴するなど通信量をたくさん消費する人におすすめですね。
この他の特徴としては、楽天モバイルでは月額料金を支払うと100円につき1ポイント、楽天スーパーポイントが貯まることが挙げられます。
貯まったポイントは楽天モバイルの支払いにも使うことができるので、楽天を普段使わない人も安心ですね。
もちろん楽天市場など、楽天の他のサービスでの買い物にも楽天モバイルで貯まったポイントを使えます。
5位DMM mobile
DMM mobileは、docomo回線の格安SIMです。店舗で契約できる格安SIMも最近は増えてきていますが、DMM mobileはウェブサイト経由でのみ契約できます。
DMM mobileはIIJがMVNEとなっており、安定した高速通信が可能です。ただしお昼や夕方など、速度が低下する時間帯はあります。
DMM mobileは、月額料金の安さが特徴の格安SIMです。例えばIIJmioでは音声SIMの3GBプランが1600円で提供されていますが、DMM mobileなら1500円です。
わずか100円の差ですが、月額料金の安さが重要になる格安SIMにおいて100円の差は大きいですよね。
DMM mobileでは、シェアSIMを利用することもできます。シェアSIMを使うには専用のシェアコースを契約する必要があり、3枚のSIMカードを利用可能です。
シェアコースでのSIMカードの組み合わせは自由で、例えば音声SIM3枚にしたり、音声SIM1枚+データSIM2枚にしたりするなどの組み合わせが行えます。
その他に挙げられるDMM mobileの特徴は、追加チャージの料金が安いことです。なんと1000MBを、翌月繰り越しなしなら480円で追加できます。ちなみに繰り越しありなら1100円です。
繰り越しありで追加チャージをするよりも、翌月も足りなかったらもう1回1000MBの繰り越しをしたほうが安上がりですね。
契約した通信量を使い切ってしまっても安くチャージできるため安心なのは、DMM mobileを選ぶメリットに数えられます。