Docomoやau、ソフトバンクといったキャリアは2年契約が前提で、2年以内に解約すると9500円の違約金がかかりますよね。
格安SIMにも、最低利用期間があります。
最低利用期間を過ぎる前に解約すると違約金が発生するのですが、最低利用期間はMVNOごとに違います。
違約金も同様に、MVNOによって大きな差があります。
特に初めての契約の際は、何か不都合があったときのためにも最低利用期間が短い格安SIMを契約したほうが安心ですよね。
この記事では、MVNOの最低利用期間と違約金を比較していきます。
格安SIM各社の最低利用期間と違約金はどうなっている?
最低利用期間と違約金を、表にまとめました。
こちらをご覧ください。
なおデータSIMやSMS対応SIMの場合は基本的に最低利用期間がなく、違約金も発生しないので、注意書きのないものはすべて音声通話SIMの最低利用期間です。
MVNO名 | 最低利用期間 | 違約金 |
IIJmio | 12ヶ月 | 12000円~0円(毎月1000円ずつ減少) |
mineo | なし | なし(MNP転出手数料は12ヶ月間12420円) |
OCNモバイルONE | 6ヶ月 | 8000円 |
DMM mobile | 13ヶ月 | 9000円 |
DTI SIM | 12ヶ月 | 9800円 |
エキサイトモバイル | 13ヶ月 | 9500円 |
TONEモバイル(データ・音声両方) | 24ヶ月 | 9800円 |
NifMo | 6ヶ月 | 8000円 |
楽天モバイル | 12ヶ月 | 9800円 |
BIGLOBE SIM | 13ヶ月 | 8000円 |
UQ mobile | 12ヶ月 | 9500円 |
U-mobile | 6ヶ月 | 6000円 |
Y!mobile | 24ヶ月 | 9500円 |
FREETEL SIM | なし | なし(MNP転出手数料は15000円から毎月1000円減少、13ヶ月めより2000円) |
最低利用期間が長い格安SIMは?
TONEモバイルは2年契約前提で、データSIMでも音声通話SIMでも関係なく2年以内の解約で違約金が発生します。
Y!mobileも、音声通話SIMは2年間の最低利用期間となっています。
サービス内容もキャリアに準じているため、こちらはそれほど違和感がありません。
まとめ
mineoやFREETELは、最低利用期間も違約金もないため、一見選ぶべき選択肢に見えますよね。
しかし、キャリアから乗り換えることを考えると、もしも自分にとって格安SIMは合わなかったときに高いMNP転出手数料を支払うことになってしまいます。
そのため、キャリアから初めて格安SIMに乗り換えるなら、最低利用期間が短いOCNモバイルONEやNifMo、U-mobileがおすすめです。
特にOCNモバイルONEは、ユーザー数が多いため、格安SIM入門にはもってこいですね。
違約金もキャリアより安い8000円です。
mineoなどを除くと、一番違約金が安いのはU-mobile。
しかし、あまり回線の評判がよくありませんので、おすすめはできません。